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『ごましおさらだ』へようこそ!
こんにちは、ごましお(@gomashio_salad)です!
みなさんもご存じの通り、新型コロナウイルス感染拡大の影響で
いまだに多くの大学生がオンライン形式での授業授業を強いられています。
対面授業は秋学期を通して5回しかありません。
文部科学省が9月15日に発表した「大学等における後期等の授業の実施方針等に関する調査」の結果によると、対面・遠隔授業を併用させる大学や専門学校は全体の80.1%に上り、以前として多くの大学がオンライン形式での授業を行っています。
- 対面・遠隔形式での授業…国公立大学:92.8% / 私立大学:79.8%
- 対面授業のみ(通常通り)…国公立大学:6.6% / 私立大学:19.6%
このデータからわかるように、国公立大学の方が対面授業の実施に慎重だということがわかります。また、驚くべきことに専門学校はこの割合が50%:50%になります。
と、以上が一般的に紹介されているデータです。
このデータやニュースで報道されているものだけを見ると、「大学生かわいそうだな…。」と思われるかもしれません。
しかし、実際はどうなのでしょうか。
今回は現役大学1年生の僕が、
ニュースやデータからはわからないオンライン授業のリアルをお伝えします!
そうなんです。
実は僕、以前にも全く同じ内容の記事を書いた経験があります。
(その記事がコチラ↓)

しかし、この記事を書いたときは、まだオンライン授業を始めて間もない頃でした。
それから社会情勢や大学の動向などが大きく変わり、僕の考えも以前とは異なる部分が多くあります。
ですので、この記事では半年間オンライン授業を経験した僕が、遠隔授業開始当初と考えが異なるところを比較しながら進めていきたいと思います。
また、僕が考えるオンライン授業のメリット・デメリットも紹介しています。
それでは行きましょう!!

オンライン授業初期の懸念点

では、まずはオンライン授業を始める前・始めた当初の懸念点を見ていきましょう。
これは、僕もまだオンライン授業に全く慣れていない状態の時のことを指しているので
世間一般の方が感じるイメージと非常に似ている部分が多くあると思います。
それが以下の通りです。
・初の試みのため先生/生徒ともに負担大
・友達ができるか不安
・ネット環境によって勉強機会の格差が生じる
これは、先ほども挙げた僕の過去記事で書かれている、オンライン授業開始当初のイメージとほぼ同じものです。
(参考:【大学生が語る】オンライン授業の実態と今後について)
特に2番目の「友達ができるか不安」というのは、最もよく言われている懸念点なのではないでしょうか。
それでは、半年間オンライン授業を受けた僕が実際にどう感じているのか、続きをご覧ください!
実際に半年間オンライン授業を受けてみた感想
それでは、先ほどの懸念点を一つひとつ見ていきましょう!
・初の試みのため先生/生徒ともに負担大
たしかに、当初はオンライン授業のやり方がわからずに戸惑いました。
しかし、これに関しては本当にすぐに慣れ、おそらくほとんどの人が1.2か月で要領をつかんだと思います。(もちろん個人差はありますが)
現代はネット社会ですし、受講者のほとんどが若者であるため問題なかったです。
・友達ができるか不安
オンライン授業一番の懸念点はここだと思います。対面授業に比べて本当に友達ができにくいです。ずっと一人でいるため、孤独に耐えられなくて病みかけた友人もいます。
ただ、友達が全くできないわけではありません。
オンライン上が進む中で仲良くなった友達とリアルであってみたり、高校の時はそれほど仲の良くなかった友達と同じ大学・地域ということで仲良くなったりと、オンライン授業の中でも人脈を広げることは十分に可能です。
ただ、やはり友達ができづらいというのは深刻な問題に感じます。
・ネット環境によって勉強機会の格差が生じる
僕にとってはこれが一番大きな問題だと思います。
他の懸念点は時間が経つにつれ何らかの解決の糸口が見つかりましたが、これに関してはどうしようもない問題です。
同じ学費を払っているのに教育の機会が異なるということは、絶対にあってはなりません。
僕の大学ではすべての生徒が平等に授業を受けられるような対策(※)をとっている授業が多いですが、政府としても深刻にこの問題に取り組むべきでしょう。
(※)具体的にはZoonで授業を受けられない生徒のために、パワーポイント+音声の資料を別で載せておく など
オンライン授業のメリット・デメリット

これまでの見解を踏まえて、
僕が考えるオンライン授業の主要なメリットとデメリットを紹介します。
オンライン授業のメリット
時間的に余裕ができる
オンライン授業は、いつでもどこでも授業を受けることができます。
また、大学へ移動する時間が必要なくなります。
そのため、時間的に大きな余裕が生まれます。
この生まれた時間で、自分の好きなことができることは大きなメリットの1つでしょう。
自学自習に便利
zoom以外の資料形式の授業や、YouTubeのようなオンデマンド動画配信型の授業は、いつでも見返すことができます。
そのため、わからないことや忘れてしまった部分の授業を何度も受けることができ、自学自習に便利です。
パソコンスキルが身につく
オンライン授業を受講するツールで最も多いのがパソコンです。
それに伴い、タイピングやリサーチ力などのパソコンスキルを身につけることができます。
最近では、スマホの登場により若者のPC離れが懸念されていましたが
思わぬ形とはいえ、その問題の解決に少しでもつながったことは確かです。
オンラインでのコミュニケーション能力の成長
コロナの騒動を経てリモートワークの有用性が証明された今、
私たち大学生が社会に出た際、オンライン会議などインターネットを用いたコミュニケーションをすることは確実でしょう。
その時に必要とされる、オンラインでのコミュニケーションスキルを育むことができたのは、大学生にとって良い経験だと考えます。
オンライン授業のデメリット
孤独な時間が多い
先ほども述べたように、オンライン授業は孤独な時間との戦いです。
オンラインならではの様々な不安や負担によって精神が消耗することもあります。
たまには地元の友達と会うなど、精神的なケアが必要不可欠です。
ネット環境に左右される
重大な問題のもう一つに、ネット環境があげられます。
zoom会議中にWi-Fiが切れたり、接続不良のせいでネットが使えなかったりと
対面授業よりも勉強の弊害が多くなってしまいます。
この課題はWi-Fiの取り換えやハイスペックPCへの乗り換えなどで解決できますが、お金でしか解決できないというのがネックなところ…。
【結論】オンライン授業での経験は将来的に大いに活きる

ここまで、オンライン授業について現役大学生の視点から考察してきましたが、
最後に言いたいことは『オンライン授業での経験は将来に生かすことができる』ということです。
この記事を読んでくださっている方の中には、オンライン授業に気を病んでいる大学生の方がいるかもしれません。
しかし、その経験は将来的に必ず活きてくると信じてください!!
理由は先ほどのメリットであげた以下の通り↓
・時間的に余裕ができる→将来のための行動が可能
・自学自習に便利→学習を最適化できる
・パソコンスキルが身につく→現代企業において必須のスキル
・オンラインでのコミュ力成長→将来的に必要
この記事を読んで、皆さんのオンライン授業への視点を
少しでも変えることができたら嬉しいです。