ブログを開いていただきありがとうございます。
『ごましおさらだ』へようこそ!
こんにちは、ごましお(@gomashio_salad)です!
この記事を開いたという事は、
何らかの理由で「引きこもり」に興味のある方だと思います。
そこで、今回は実際に3か月引きこもり続けている僕が、引きこもり大学生の全てを紹介します!
『実際に引きこもってみて気づいたこと』から『引きこもりを脱却するヒント』まで詳しく解説するつもりです。
僕と同じように引きこもっている人や、引きこもりに憧れを抱く人、引きこもりの子どもを持つ親御さんなど、少しでも興味のある方は必見です!
この記事を読んでわかること
・大学生が引きこもるとどうなるかがわかる
・引きこもりから脱却するヒントがわかる
・でも「引きこもり=悪いこと」ではない!
大学生が引きこもって気づいたこと
まずは、僕が引きこもって感じた本音を5つ紹介します。
まとめると次の通りです。
- 社交性がなくなる
- 友人のSNSと距離をとる
- 落ち込んだら取り戻せない
- 引きこもる楽しさに気づく
- 罪悪感もある
では、それぞれ解説していきます。
①「社交性がなくなる」
引きこもりだすと他人との関わりが一気に途絶えます。
特に僕のような一人暮らしの場合、1週間に1回の買い物でスーパーの店員さんと話す程度しか喋らないです。
すると途端に喋り方や人との距離感がわからなくなくなり、社交性が薄れます。
これは経験してみないとわからないと思いますが、喋り方を忘れることは普通にあります。
「1年前に海外へ行ったときは英語をペラペラ話せたのに、今はもう全く喋れなくなっている」というような話を聞いたことがあるでしょうか?
このように1度身につけたスキルでも、少し距離を置くだけで簡単に忘れてしまいます。
これは当然母語である日本語にも通じることです。
とはいっても、さすがに全く話せないというケースはないと思いますが、引きこもり前に比べてトークスキルが落ちているというのは十分にあり得ます。
②「友人のSNSと距離をとる」
僕が引きこもる前は「引きこもったらSNSばかり見てしまうのではないか?」と思っていましたが、現実は全く逆でした。
引きこもる前は平気で1日3時間ほど友人とのSNSを見たり、自らも発信していましたが、それが1日30分程度に減りました。
今までは1週間に3回ほど投稿していたInstagramのストーリーも、もう1年近く何も投稿していません。
その理由は「投稿見るだけ」状態が長く続いたことで、SNSを客観的に見るようになったことが考えられます。
例えば、少し前に流行ったタピオカの例を挙げて説明するとこんな感じです。
(状況)友人がタピオカの投稿をしている
◎以前→「いいなぁ、美味しそう。」「今度友達とタピオカ屋行こう。」
◎今→「タピオカ投稿して何かメリットありますか???」
客観的にSNSを見るようになり、どんどん距離が離れていったように感じます。
③「落ち込んだら取り戻せない」
「ゲームで負けた」「スマホが壊れた」「推しが結婚した」など理由はどうあれ、引きこもりにも落ち込むときがあります。
このように落ち込んでしまった場合、ずっと同じ場所にいる引きこもりは気分転換が困難で、落ち込んでも立ち直れないという事が多々あります。
このことに気づいたのは、僕が落ち込んでいるときに嫌々スーパーへ買い物に行った時のことです。
落ち込みながらスーパーへ買い物に行ったはずなのに、帰宅したら自然と心が晴れており、ほんの少しの外出でも大きな気分転換になることがわかりました。
つまり外出の機会が少ない引きこもりたちは、変わらない日常の中で気分転換の機会が少なく、ストレスをため込んでしまう傾向があるという現実があるのです。
④「引きこもる楽しさに気づく」
引きこもっていると、なんだかんだ「引きこもり」の魅力に気づきます。
僕の考える引きこもり1番のの魅力は、自分の時間を存分に使うことができることです。
例えば、ゲームや映画を存分に楽しむことができますし、勉強しようと思ってもいくらでも勉強できます。
『売り上げを減らそう』という本に「人生の幸せは自己決定権で決まる」という言葉があります。
そう考えると、毎日の時間を自分の好きに使える引きこもりは、ある意味最高の人生を送っているのかもしれません。
⑤「罪悪感もある」
ただ、「楽しい」ばかりでは済ませられないのも現実です。
あなたが学生ならまだしも(単位などの問題はありますが)、社会人の年齢なら自己嫌悪に悩まされることも少なくないはずです。
「自分はこのままでいいのだろうか…」「将来が全く見えない…」
このような罪悪感に苛まれてしまうこともあります。
あなたはこれからどうする?
ここまで読んでくださった引きこもりの皆さん、これからどうしたいでしょうか?
僕が引きこもり続ける理由を説明するために、僕が引きこもりになるまでの経緯を軽く紹介します。
無事に大学に合格し、高校卒業
↓
コロナで授業が全てオンラインになる
↓
ブログを開設してどハマりする
↓
一人暮らしを始めるも、知り合いがいない
このように、僕は「友達がいない」「ブログ運営に専念したい」という2つの理由から、今後も引きこもり続けようと思います。
僕と状況は違くても、まだ引きこもり続けたいという方はいるはずです。
そのような方は、周りに迷惑をかけないなら引きこもり続けても良いと個人的に思います。
引きこもりから脱却したいという人へ
ただ、中には引きこもりから脱却したいという人もいるはずです。
その場合『引きこもりになった原因』を見つめ直すのが効果的かと思います。
僕の場合、大きな原因は「コロナの感染拡大」ですが、細かな原因は「友達がいない」と「ブログ」なのでブログを辞めてサークル等に入れば引きこもりから脱却できるでしょう。
ゲームが原因ならゲームを捨てて、友人が嫌いなら引っ越して一人暮らしを始めましょう。
「そんなことができたら苦労しない!」という方もいるかと思いますが、結局この方法が最も効果的だと思います。
引きこもりから本当に脱却したいと思うなら、それ相応の行動をする必要があるでしょう。
「引きこもり=悪いこと」ではない
「引きこもり」というと、なぜか悪いイメージがセットでついてきます。
しかし、僕はそのイメージに反対です。
例えば、『山奥ニート』の著者である石井あらたさんは、引きこもりながらNPO法人を運営し、何人ものニートに居場所を提供しています。
YouTubeやTwitterをメインに活動するマナブさんは、海外で引きこもりながら1億円以上の年収を誇ります。
仮に社会に貢献することが「立派な社会人」なら、石井あらたさんは英雄的存在ですし、お金を稼ぐことが「立派な社会人」なら、マナブさんはスーパースターです。
この2人の例は極端すぎるかもしれませんが、どちらにせよ「引きこもり=悪いこと」というイメージは間違っていると言えるでしょう。
コロナ禍によって、引きこもりながら社会生活ができることが証明された今ならなおさらです。
ぜひ、みなさんもこの機会に「引きこもり」に対する認識を変えてみてください!